お気に入りのBARへ@札幌/とても素敵で格好いい【大人】の男
ワイワイ騒ぐも良し。出会いを求めるも良し。
静かな空間でリセットするのも良し。
マナーを知る。
そして,目的に応じて使い分ける。それだけのこと。
札幌へ行くと必ず寄ってしまうのがオザワさんと,ここ。

札幌の名門「バーやまざき」の門下生だった中田耀子さんが開いたお店。中田ママは,女性バーテンダーの先駆者的な存在なのです。動きが実に美しい。そこから生み出されるキレのあるカクテルは絶品。
ワタクシ,このお店の空間が大好きなんですよ。もちろんカクテルの味は格別。今回も「ブルー・ムーンを一杯飲んで帰ろう。」と寄り道した次第。
午後10時半。満席のカウンター。
ちょうどいいタイミングで一つ席が空いた。ラッキー。
飲み終わって,さて「帰ろうか・・・」と思っていたら,隣のお客さんが入れ替わり,超格好いい男性が座りましたよ。何と言いましょうか,端整な顔立ちに上品なオーラ。優しい物腰。ワタクシとは真逆な,ザ・紳士。生き方のステージそのものが違うのですよ。
その紳士に,
「パイプ,よろしいですか?」
と聞かれました。
「どうぞどうぞ。パイプの香り,僕も好きですから。」
「ありがとうございます。」
おもむろに取り出した葉やらパイプ道具やら。実になめらかな動作で火をつける。そして,じっくりと楽しむ。
あんなに格好よく洗練された仕草は,見たことがありません。
「気になりませんか?」
「いえいえ。実は先月から勧められて葉巻を少しやってまして,かえっていい香りをお裾分けしてもらっています。」
実際,軽くて甘い香りが心地よく,モルトを注文してしまったほど(笑)
パイプを楽しんだその紳士。中田ママさんにひと言ふた言,何か話を。
すると出てきたのが,マイ・ヒュミドールではあ~りませんか。
「お好きなのをどうぞ。」
んなこと言われても,こっちはど素人(泣)
よくわからない上に,よく見えない。いろいろな種類の中から「お好きな物を」と言われても,うっかりとんでもなく高価な物を選んでも申し訳ないし,かといって,何度も勧められているのに固辞するのも・・・。
「ええい,ままよ。」とばかりに選んだのが,
こちら。
ワタクシが選ぶと,まず香りを確かめ,きれいな動きで重厚なカッターとライターを出す彼。これまた見事な手際でカットし,火をつける。葉巻を数回振って,渡してくれました。
旨い・・・。
「お礼に一杯ごちそうさせてください。」
「いいえ。そういうつもりで勧めたわけじゃないですから。少しでも葉巻を好きになってもらえたらと思って,この子達を紹介したのです。」
この子達・・・。好きなんですねぇ,葉巻が。
「自分は煙草は吸わないんですよ。この子達だけです。」
普段煙草を吸ってばかりいる自分が,何だかとても浮気性に思えてきますね(笑)
結局,お礼の一杯を飲んでいただけないまま,紳士は「ごゆっくり。」と,笑顔とパイプの香りを残して去っていかれました。
「この次,彼が来たら,僕のお礼ですと一杯だけ作ってあげて下さい。」と中田ママにお願いするのが精一杯。
もう一杯お代わりをして,数十分間,葉巻の香りを堪能させていただきました。至福のひととき。リセットできましたよ。
こういうことがあるから,この店に通うのを止められないのです。
「雰囲気も店の魅力ひとつなんですね。」と思ったら,ポチッ!とな
はい。



ドゥ・エルミタアヂュ
□住所:札幌市中央区南三条西4丁目 3・4ビル10F
□電話:011-232-5465
□営業時間:18:00~翌1:00 22時以降入店可
□定休日:日曜日
大きな地図で見る
静かな空間でリセットするのも良し。
マナーを知る。
そして,目的に応じて使い分ける。それだけのこと。
札幌へ行くと必ず寄ってしまうのがオザワさんと,ここ。

札幌の名門「バーやまざき」の門下生だった中田耀子さんが開いたお店。中田ママは,女性バーテンダーの先駆者的な存在なのです。動きが実に美しい。そこから生み出されるキレのあるカクテルは絶品。
ワタクシ,このお店の空間が大好きなんですよ。もちろんカクテルの味は格別。今回も「ブルー・ムーンを一杯飲んで帰ろう。」と寄り道した次第。
午後10時半。満席のカウンター。
ちょうどいいタイミングで一つ席が空いた。ラッキー。
飲み終わって,さて「帰ろうか・・・」と思っていたら,隣のお客さんが入れ替わり,超格好いい男性が座りましたよ。何と言いましょうか,端整な顔立ちに上品なオーラ。優しい物腰。ワタクシとは真逆な,ザ・紳士。生き方のステージそのものが違うのですよ。
その紳士に,
「パイプ,よろしいですか?」
と聞かれました。
「どうぞどうぞ。パイプの香り,僕も好きですから。」
「ありがとうございます。」
おもむろに取り出した葉やらパイプ道具やら。実になめらかな動作で火をつける。そして,じっくりと楽しむ。
あんなに格好よく洗練された仕草は,見たことがありません。
「気になりませんか?」
「いえいえ。実は先月から勧められて葉巻を少しやってまして,かえっていい香りをお裾分けしてもらっています。」
実際,軽くて甘い香りが心地よく,モルトを注文してしまったほど(笑)
パイプを楽しんだその紳士。中田ママさんにひと言ふた言,何か話を。
すると出てきたのが,マイ・ヒュミドールではあ~りませんか。
「お好きなのをどうぞ。」
んなこと言われても,こっちはど素人(泣)
よくわからない上に,よく見えない。いろいろな種類の中から「お好きな物を」と言われても,うっかりとんでもなく高価な物を選んでも申し訳ないし,かといって,何度も勧められているのに固辞するのも・・・。
「ええい,ままよ。」とばかりに選んだのが,

ワタクシが選ぶと,まず香りを確かめ,きれいな動きで重厚なカッターとライターを出す彼。これまた見事な手際でカットし,火をつける。葉巻を数回振って,渡してくれました。
旨い・・・。
「お礼に一杯ごちそうさせてください。」
「いいえ。そういうつもりで勧めたわけじゃないですから。少しでも葉巻を好きになってもらえたらと思って,この子達を紹介したのです。」
この子達・・・。好きなんですねぇ,葉巻が。
「自分は煙草は吸わないんですよ。この子達だけです。」
普段煙草を吸ってばかりいる自分が,何だかとても浮気性に思えてきますね(笑)
結局,お礼の一杯を飲んでいただけないまま,紳士は「ごゆっくり。」と,笑顔とパイプの香りを残して去っていかれました。
「この次,彼が来たら,僕のお礼ですと一杯だけ作ってあげて下さい。」と中田ママにお願いするのが精一杯。
もう一杯お代わりをして,数十分間,葉巻の香りを堪能させていただきました。至福のひととき。リセットできましたよ。
こういうことがあるから,この店に通うのを止められないのです。
「雰囲気も店の魅力ひとつなんですね。」と思ったら,ポチッ!とな




ドゥ・エルミタアヂュ
□住所:札幌市中央区南三条西4丁目 3・4ビル10F
□電話:011-232-5465
□営業時間:18:00~翌1:00 22時以降入店可
□定休日:日曜日
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