扁炉(ピェンロー)~究極の素朴鍋~@自宅/寒すぎる時は,鍋なのだ②
扁炉と書いて,ピェンローと読むそうな。
「扁」というのは「ささやかな」とか「素朴な」という意味。
かなり昔に読んだ妹尾河童氏の『河童のスケッチブック』に書かれていた,中国の『素朴』な白菜鍋。それがピェンロー。
材料は,白菜・乾椎茸・豚ばら肉・鶏もも肉・春雨。
調味料は,胡麻油と粗塩と一味。
作り方は・・・
①椎茸の戻し汁を入れたたっぷりの水で,ひたすら具材を煮る。
②白菜が,クタクタになるまでとにかく煮る。
③で,胡麻油をたら~りとかけ回す。 以上(笑)
白菜は,どっさり準備いたします。

一昼夜かけて戻した椎茸のエキスに,白菜の芯&かたい部分を投入。

20分ほど経つと,白い部分が透明になってきます。これが目安。

煮立たせすぎるとスープが濁るので,そこは注意。
「扁」というのは「ささやかな」とか「素朴な」という意味。
かなり昔に読んだ妹尾河童氏の『河童のスケッチブック』に書かれていた,中国の『素朴』な白菜鍋。それがピェンロー。
材料は,白菜・乾椎茸・豚ばら肉・鶏もも肉・春雨。
調味料は,胡麻油と粗塩と一味。
作り方は・・・
①椎茸の戻し汁を入れたたっぷりの水で,ひたすら具材を煮る。
②白菜が,クタクタになるまでとにかく煮る。
③で,胡麻油をたら~りとかけ回す。 以上(笑)
白菜は,どっさり準備いたします。

一昼夜かけて戻した椎茸のエキスに,白菜の芯&かたい部分を投入。

20分ほど経つと,白い部分が透明になってきます。これが目安。

煮立たせすぎるとスープが濁るので,そこは注意。
白菜の芯がいい感じになってきたら,豚ばら・鶏もも・椎茸,

それに白菜3分の2のを入れる。
10分ほど経過したら・・・
大さじ4杯分の胡麻油をかけ回す。
で,残った白菜のやわらかい部分で蓋をしますよ。

その間に,調味料を準備。


飲み物も準備(笑)
今日は一の蔵ね。
そうこうしているうちに,

山盛りだった白菜が,しんなりしてきますよ。
ここで,春雨を投入。
仕上げに胡麻油を『の』の字を書くようにかけ回す。

自分の器に粗塩と一味唐辛子を入れる。
で,鍋の汁を入れて溶かす。
それをつけ汁にして食べる。あまり汁を入れなくても,白菜の水分で程良くのばされますよ。あとは塩と一味で好みの味に。
食べ始めると,あっと言う間に↓こうなります。
この鍋,旨過ぎ(嬉)
特に鶏肉が煮込むほど素敵な味に。
何より,一番はじめに入れた白菜の芯が,とてつもなく甘い。
残った汁(と言うより,残さなければならないんですけどね)で・・・

当然,おじや。

粗塩と一味だけでも旨いんですけどね,醤油をたらりとかけ回すと,これがまた味が一層まろやかに。満腹だったのに,箸が止まりませんよ。
乾椎茸を戻しながら,ちょっと調べてみると,
生椎茸の生産量
1位:徳島 2位:群馬 3位:栃木 4位:岩手 5位:北海道
乾椎茸の生産量
1位:大分 2位:宮崎 3位:岩手 4位:愛媛 5位:熊本
北海道は41位。
この歳になるまで,ただ単に生椎茸を干した物が乾椎茸だと思っておりました(恥) 生椎茸は菌床栽培で,乾は原木栽培。気温や湿度,安定供給・・・椎茸も奥が深そうですなぁ。
兎にも角にも,扁炉はオススメのひと品。「寒くて良かったぁ。」と思える料理でございました。是非,お試し下さいませ。
「具材の分量は?」と思ったら,ポチッ!とな
レッツ・検索(笑)




それに白菜3分の2のを入れる。

大さじ4杯分の胡麻油をかけ回す。
で,残った白菜のやわらかい部分で蓋をしますよ。

その間に,調味料を準備。


飲み物も準備(笑)

そうこうしているうちに,

山盛りだった白菜が,しんなりしてきますよ。

仕上げに胡麻油を『の』の字を書くようにかけ回す。

自分の器に粗塩と一味唐辛子を入れる。

それをつけ汁にして食べる。あまり汁を入れなくても,白菜の水分で程良くのばされますよ。あとは塩と一味で好みの味に。
食べ始めると,あっと言う間に↓こうなります。

特に鶏肉が煮込むほど素敵な味に。
何より,一番はじめに入れた白菜の芯が,とてつもなく甘い。
残った汁(と言うより,残さなければならないんですけどね)で・・・

当然,おじや。

粗塩と一味だけでも旨いんですけどね,醤油をたらりとかけ回すと,これがまた味が一層まろやかに。満腹だったのに,箸が止まりませんよ。
乾椎茸を戻しながら,ちょっと調べてみると,
生椎茸の生産量
1位:徳島 2位:群馬 3位:栃木 4位:岩手 5位:北海道
乾椎茸の生産量
1位:大分 2位:宮崎 3位:岩手 4位:愛媛 5位:熊本
北海道は41位。
この歳になるまで,ただ単に生椎茸を干した物が乾椎茸だと思っておりました(恥) 生椎茸は菌床栽培で,乾は原木栽培。気温や湿度,安定供給・・・椎茸も奥が深そうですなぁ。
兎にも角にも,扁炉はオススメのひと品。「寒くて良かったぁ。」と思える料理でございました。是非,お試し下さいませ。
「具材の分量は?」と思ったら,ポチッ!とな




スポンサーサイト
コメント
冬は鍋ですね
はい、はい、はい!
河童さんの鍋・・・懐かしい!
東京の実家では定期的に食べてました。
でもなぜか我が家では「台湾鍋」、それが兄の家に伝わって「モンゴル鍋」と名称を変えておりました。
食文化の伝承の不思議でございます。。。
東京の実家では定期的に食べてました。
でもなぜか我が家では「台湾鍋」、それが兄の家に伝わって「モンゴル鍋」と名称を変えておりました。
食文化の伝承の不思議でございます。。。
ダイスケ様
> ちなみに河童さんが出ていたdancyuは1992年の1月号でした。
そんなに前でしたか。
河童さんの本は,けっこう読みましたね。
インドやヨーロッパ,仕事場。
大変面白かったですよね。
鍋,しばらくクセになりそうです。
そんなに前でしたか。
河童さんの本は,けっこう読みましたね。
インドやヨーロッパ,仕事場。
大変面白かったですよね。
鍋,しばらくクセになりそうです。
つち 様
「台湾鍋」に「モンゴル鍋」ですか(笑)
でも,間違ってないような気もします。
粗塩と一味だけで,こんなに深い味になるなんて,
実に不思議でしたよ。
白菜も,モリモリ食べられましたし(笑)
冬の定番鍋になりそうです。
でも,間違ってないような気もします。
粗塩と一味だけで,こんなに深い味になるなんて,
実に不思議でしたよ。
白菜も,モリモリ食べられましたし(笑)
冬の定番鍋になりそうです。
鍋シリーズ
続いてますね!
私も自宅で鍋パーティーしました。
鍋奉行を呼んでやったのですが。
そのために、鍋を買ったので、
今後も鍋を時々やることになりそうです。
山茶花さんの鍋シリーズを参考にさせていただきます。
私も自宅で鍋パーティーしました。
鍋奉行を呼んでやったのですが。
そのために、鍋を買ったので、
今後も鍋を時々やることになりそうです。
山茶花さんの鍋シリーズを参考にさせていただきます。
Re: 仏太様
仏太邸の牡蠣鍋も肉鍋も魅力的でしたね。
でも,一番食べたかったのは,カレーチャーハンです(笑)
> 山茶花さんの鍋シリーズを参考にさせていただきます。
んっ! シリーズ化しないといけませんか(笑)
白菜が美味しい季節ですからねぇ。
でも,一番食べたかったのは,カレーチャーハンです(笑)
> 山茶花さんの鍋シリーズを参考にさせていただきます。
んっ! シリーズ化しないといけませんか(笑)
白菜が美味しい季節ですからねぇ。
私も大好きです
はじめまして。
今年もピェンローの季節がやってきたので、作り方おさらいのためにいろいろみてまわっています。
具材の中で私のお気に入りは春雨ですね~。
おいしい出汁を吸ったつるつるの春雨がたまらないです。春雨をたくさん食べるので出汁が減りすぎるのが我が家の問題点です;
ぞうすいに醤油もいけるのですか~。
近々するつもりなので、ぜひ醤油を加えてみます!
今年もピェンローの季節がやってきたので、作り方おさらいのためにいろいろみてまわっています。
具材の中で私のお気に入りは春雨ですね~。
おいしい出汁を吸ったつるつるの春雨がたまらないです。春雨をたくさん食べるので出汁が減りすぎるのが我が家の問題点です;
ぞうすいに醤油もいけるのですか~。
近々するつもりなので、ぜひ醤油を加えてみます!
Re: 私も大好きです
こちらこそ,はじめまして。
ピェンローの達人&ベテランなのですね(笑)
春雨,確かに美味しかったです。
緑豆ではなかったですが,なかなかの仕事ぶりでした。
醤油は鍋に入れずに,
持った器にたらりとやって下さいませ。
報告,楽しみにしております。
ピェンローの達人&ベテランなのですね(笑)
春雨,確かに美味しかったです。
緑豆ではなかったですが,なかなかの仕事ぶりでした。
醤油は鍋に入れずに,
持った器にたらりとやって下さいませ。
報告,楽しみにしております。
コメントの投稿
« ラ リベラ (La libera)@帯広/今日は写真がありませんよ(笑) l ホーム l ますや@帯広/お腹が満足するパン »
この記事をもうちょっと早く(買い物に行く前に)読んでいたら今夜のメニューは扁炉だったのに。今度の週末は扁炉です(笑
ちなみに河童さんが出ていたdancyuは1992年の1月号でした。